2012年5月17日木曜日

DVD三昧ー『タイタンの戦い』&『アルゴ探検隊』&『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』 ねこのひげ/ウェブリブログ


きょう4月21日は『タイタンの逆襲』の公開日で、あした4月22日には『タイタンの戦い』が地上波で初めて放映されるというので、ちょいと触れてみようかと・・・・・

CG全盛の時代においては、いかなる怪物もリアルに表現されていて良いのであるが。。。。
何だろうね?この違和感は・・・・・

クラーケンとかメデューサとかサソリの怪物とか、出て来るけど…・着ぐるみと違ってリアルで迫力ありますが・・・・なにか違うんだよな・・・・

主人公であるペルセウスも頭丸坊主に剃っているし・・・・・

ギリシャ神話に出てくるオリンポスの神々が、神に見えないんだな。どこかの舞台で役者がやっているとしか思えない。

優雅さとか気品というものが感じられない。

オリンポスの山も神殿も・・・・・・ギリシャもギリシャに見えない。

都市が、まるで、インドかどこかのごちゃごちゃした町なんだな。

壮大さとか威厳というものがない。

ある程度のおもしろさはありますけどね・・・・・・もうすこし、なんとか・・・・

クラーケンなんて、タ� �の足の上にガメラみたいな頭が乗っているんだからね。

アッチャー!?だ。

クリチャーの数も少なかったしね。

クリチャーをもっと増やしたらテンポもよくなったかもね。

神話物は好きだから、文句をタラタラというんだけどね。


この映画の監督はだれだ?

と思ったら、ルイ・レテイエで、ルイ・レテイエは『トランスポーター2』の監督で、あれは良かったけどね。
アクションは得意みたいだけど、ギリシャ神話詳しくないのかな?服装なんかも、無茶苦茶?


大恐慌はとても長く続いた理由

と思ったら、日本の漫画『聖闘士星矢』の大フアンだそうで、あの神々が来ていたキラキラとした鎧みたいなのは『聖闘士星矢』に対するオマージュだそうだ。

ナンノコッチャ!オタクか!

フランスの映画監督フランソワ・レテリエの息子だそうで、ここにも二代目の弊害か!でありますな。

2作目の『タイタンの逆襲』が公開されるというので、さかんに予告が流されているが、こちらのほうが、まだよさそうで・・・・・・予告を見る限りでは・・・

でありますけどね・・・・・・

まあ、劇場で観るのは、ちと迷いますな〜(ーー゛)

『タイタン』2作と『アルゴ探検隊』は、ギリシャ神話に材を取っているという意味では、似たような話ですが・・・・

こちらはイアソンという人間の英雄が主人公で、王位を返してもらうための条件として黄金の羊の毛皮を持ってくるように言われて、仲間を集め、アルゴ号で船旅をしていきます。

イアソンは、英語読みではジェイソン。すなわち『13日の金曜日』の有名キャラ。
あちらでは、ごく一般的な名前ということだけど、まさかホラー映画の主人公になるとは思わなかったろうな。

『アルゴ探検隊』は、ハリー・ハウゼンの最高傑作といえる。

人形を一コマ一コマ動かして作るという根気のいる作品ですが、その動きのリアルさには驚きべきものがあります。

CGに比べれば、その動きはなめらかではありませんが、威厳があるというか重々しさがあるんだな。


神々も優雅で気品があり、威厳があるんだな。

人間と神というのが、ちゃんと差別化されている。


知る人ぞ知る骸骨の戦士たち

もうサイコ〜ッ!!

そして『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』


この作品にもゼウスやポセイドンなどギリシャの神々が出てくる。

そしてメビウスも。

元々は、小説家リック・ライアダン(またはリオーダン)がディフレクシア(難読症)である息子ヘイリーのために書きおろした小説である。

ディフレクシア(難読症)は、脳の一部の言語中枢をつかさどる部分の障害により文字が読めない病気で、しばしば知能が低いと勘違いされるが、訓練することで直る病気である。

トム・クルーズが自分がディフレクシアであることを公表しているし、レオナルド・ダ・ビンチもディフレクシアであったと言われている。

この小説が発表されると、全米で大ヒットし、ディフレクシアで悩んでいた少年たちに勇気を与えた。

なぜなら、主人公であるパーシー・ジャクソンが、ディフ� �クシアという設定で、そのためにイジメの対象に会ったり、学校から放り出されたりするのであるが、そのディフレクシアであることが、実は神と人間の間にできたハーフの子供"デミゴット"の証明であったからである。

デミゴットとは半神半人のことである。

ディフレクシアが能力の一部であり、英語で表記されている文字が、古代ギリシャに変化して読める。

そして親である神の能力も持つ。

パーシーの場合はポセイドンが父親であるので、すべての水が彼に従う。

全5巻にわたる長い物語である。


その小説の第一巻『パーシージャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃』が映画化されたものが『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』である。

パーシー・ジャクソンが、ゼウスの武器である雷撃を盗んだと誤解されたことから、パーシーの冒険が始まる。

映画ではあまり説明されていないが、オリンポスの山々が、その時々の支配権を持つ国に移動するというのが笑う。

この時代では、とうぜんアメリカ合衆国の中心であるニューヨーク。そのニューヨークのエンパイアステートビルの屋上のさらに上にオリンポスの神殿があることになっている。

パリにあったこともあるし、ロンドンにあったこともある・・・・ベルリンであったことも・・・・(爆笑)

そこに出てくるゼウスやポセイドンなどの神々が、これもアチャーッなんだけどね。

冥界の王ハデスが、悪魔の形をしているのもどうかと思う。

ハデスは、神々の王ゼウスの兄貴なんだけどね。

神であって悪魔ではないんだな。

東洋で言えば、閻魔大王みたいな神なんだな。

冥界の神とい� �ても、豊穣の神でもあるし、象徴が水仙なんだよね。

キリスト教の悪魔とはあきらかにちがうんだよ。

冥界というイメージから地獄と混同されてしばしば悪役扱いされるようだが、死を司るだけでなく、大地に恵みをもたらす豊穣の神であるから、ゼウスなどよりも純情で心優しい神であるとギリシャではいわれている。

だから悪魔の形にするのは間違いなのであるよ。

どうもCGに執りつかれたキリスト教徒の作るギリシャ神話の神々や怪物たちは、問題が多いようである。

別の映画での、北欧神話の神ロキもひどいよね。


神々が人間並みの能力しかないように見えるんだな。

圧倒的パワーが感じられない。

なんだか、テレビ向けに作られた映画のような安っぽさを感じるんだな。

ラストのオチなんか、まさに!でありました。

笑うけどね。

後4巻を映画化する様子がないな・・・・・・・

まあ、比べてみるのもおもしろいです。

                       

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参考文献




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