心理状態を思いのままにするためのマインドハック – ライフハック心理学
心理状態を思いのままにするためのマインドハック
・ポータブルプレーヤーで決まった音楽を聴く。
・作業に取り組む。
・これを繰り返す。
・すると、その音楽を聴くだけで、集中力が高い状態になる。気が進まない作業にすぐ取り組め、瞬時に集中力を高める方法!
久しぶりに非常に正統派のマインドハック仕事術が記事になっていたので紹介します。
これは古典的条件付け(いわゆるパブロのイヌとして知られる)を仕事術に応用したものと解釈されます。
誤解してはいけない点としてこの事例では「音楽が集中を促している」のではないことです。メトロノームの音でイヌの食欲は増しませんね。ブルックナーの作品はこのエントリでは「メトロノームの音」に対応しています。イヌの流す「よだれ」が「集中状態」。イヌのよだれは最初「肉片」によって刺激されています。
dogpileはうんちを意味している
エントリ中「集中状態」は「缶詰になって作業に取り組むことで」もたらされています。これに相当する「自然と集中をもたらす何か」を考えて下さい。それと「音楽」を常にセットにするのです。これが「条件付け」と呼ばれる心理操作です。
メトロノームやブルックナーの作品などの「条件刺激」は「音楽」である必要はなく「繰り返されるホワイトノイズ」などでもいいのです。ただその刺激が「いつも集中状態と一緒にやってくる」ようにすればいいのです。
ところで
その音楽は集中したいとき以外は聴いてはいけません。その音楽を聴けば集中するという条件反射を崩してしまうからです。
という注意が入っていますが、この操作は「消去」と呼ばれます。メトロノームをならしても肉片を与えないという作業を繰り返すと、音だけでよだれを流していたイヌもやがてはよだれを流さなくなります。それが消去(学習消去)です。
"どのようにオーストラリアの猫のショーが動作しない"
私には何かこれに相当するものがあるかと問われれば「Taskchute」がそれです。特に「基準日の変更」には完全に条件付けされていて、相当寒い日の朝早くでも「基準日の変更」を行うと原稿を書き出す気持ちになるのですから、まるでイヌのように単純なものです。
たいていの人はブルックナーの音楽を聴いて集中するようにはなりたいでしょうが、Taskchuteで早朝から仕事にとりかかりるような人間にはなりたくないでしょう。手っ取り早くもっといい効果を得る方法として木の葉が風に揺れる音を聞いたときにはいつでもリラックスするようにしてみましょう。
すると木の葉の音を聞くだけでリラックスできるようになり、それと類似の音を聞いたときにも自然とリラックスできるようになります(般化)。
このように古典的条件付けを考えていくと、一般的によくある刺激(たとえば水のしたたる音。今ならビープ音やモーター音)からどんな心持ちになるかで(リラックスできるか不安になるかなど)人生の色合いまで変わってきそうです。
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頻繁に仕事を先送りする人の中には「完璧主義者」が何割かいます。
一見したところこれは不思議です。なぜ「物事を完璧にしたい!」と思っている人が、仕事をしょっちゅう先送りにしてしまうのでしょう。
完璧主義者の常日頃からの口癖は、「でも、完璧にしたい!」です。この言葉からすぐに分かることがあります。実は自分でも「完璧にしていたら、仕事が仕上がらない」ということが分かっているのです。それどころか「自分でイメージする完璧なんて、そもそも誰も求めていないのかもしれない」と、うすうす感づいているのです。
「でも、完璧にしたい」のでしょう。
▼誠 Biz.ID:あなたの不安、見積もります:気になるメモはPostEverで集めてATOK Padに置く
Evernoteに継続的にメモしたい気になるテーマというものがあります。例えば私の場合「タスクをクラウドで管理する意味とは?」などのテーマです。「このお題で本を書いて下さい」と言われた翌日あたりから、ことあるごとにテーマの材料やネタや言い回しなどを頭が勝手に探索開始。野球を見ていてもブログを読んでいても、何かというと「クラウドにタスクを置くと……」となるほどです。
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